そもそも、OMPは知っている人の方が少ないため変換ソフトを作っている人はいないと思います。
OMPはポケコンでは「BASICで音階演奏ができる」ということで画期的なツール(メモリが少なく速度が遅いポケコンだと速くて短いOMPのアドバンテージが非常に大きかった)なので私以外にも使ってくださる方がたくさんいました。
そのため少しでもOMPでのMML制作の負担を軽くするため一般的なMMLからOMPへの変換ツールを作ってくださった人も居ました。
http://ochameclub.web.fc2.com/E500/TECH/OMP.HTM#MML2OMP※リンク先のはPC向けのツールです。
初代プチコンではMMLによる音階演奏機能が無かった(BGMPLAYはプリセット音楽しか鳴らすことができなかった)ため各自で音階演奏ツールを作っていましたね。
(今となっては非常に遅い初代プチコンですが)OMPが持っているアドバンテージもポケコンと比べて100倍くらい速くメモリが1MBも使えるプチコンだとあまり意味がないので視認性の高いMMLで書けるツールの方が重宝されて私のOMPを使ってくださる方はほとんど居ませんでした。
BGMPLAYでMML演奏ができない初代プチコンでもOMPを使えばこの動画のようなことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=GIoF-95VlqMしかし、プチコンmkII以降は自分で描いたMMLがBGMPLAYで演奏できるようになったためOMPを使っている人は誰も居ないような気がします。
というわけで、「実用ではなくネタとしてBEEPでも音階演奏できますよ」ということで作ったのがプチコン3号用のOMPなのです。
前置きが少し長くなりましたが、利用者が居ないツールへの変換ソフトは「自分で作る」しかないのではないかと思います。
しかし、わざわざOMPへの変換ソフトを作るくらいならば、むしろ、OMPに拘らず自分で「BEEPを使った音階演奏ソフト」を作った方が良いのではないかと思います。
初代プチコンで作ったOMPではないMML演奏ツールも公開していますので参考にしてみてください。
http://ochameclub.web.fc2.com/petitcom/mml.htm初代では341.3で半音(4096で1オクターブ)、プチコン3号では100で半音(1200で1オクターブ)という違いを修正すればほぼそのままで動くと思います。
自由に改造してもらって構いません。
余談ですが、「OMP(オンプ)」というネーミングは「音符」と掛けたものです。