基本的な操作は標準タイプと同じですが、こちらは半透明処理によってにじみが非常になめらかになっています。
比べれば一目瞭然だと思いますが、なぜこちらを「標準」にしなかったのかというとどう頑張ってもセーブ機能を付けることができなかったためです。
そのためセーブするには一旦中断してDIRECTモードでSAVE"GRP1:@"などを実行する必要があります。
KEY 5,"SAVE"+CHR$(34)+"GRP1:@"+CHR$(34)+CHR$(13)
としておけば、中断した後にF5でセーブができるため少しは楽になります。
キャンバスの初期化はホワイトでちまちま消してもいいですが、DIRECTモードでGCLS-1とすると楽です。
アルファチャンネル設定の変更もプログラム中の「C=G+(B>255)*96-32」の「32」と「96」の部分を書き換えることで行えます。
「32」の部分が毛筆ブラシのアルファチャンネル値です。主ににじみのなめらかさに影響を与えます。小さいほどなめらかになりますが全体的に薄くなりがち(ゆっくり書けばそうでもないけど)なので意図がない限りはそこまで小さい値にする必要はないと思います。
極細筆を使った鉛筆風の表現をしたい場合は8か16くらいにしておくと良いでしょう。
プチコン3号の仕様上「8の倍数」となる値を設定しておいてください。
「96」から毛筆ブラシの「32」を引いた「64」がホワイトのアルファチャンネル値です。
ホワイトのアルファチャンネル値を変更したい場合は「96」の部分を「ホワイトの値+毛筆ブラシの値」に書き換えると良いです。