Petitverse

仮想ディレクトリについて

・新しく作る場合
メニュー＞サブメニュー＞カレントディレクトリの変更＞新しく作る
から作ってください。
・消したい場合
十字の左を押しながら起動して「整理ツール」を起動してください。
そこから消せます。

Q.なんで削除だけ別のツールなの
A.実はプチコンのDELETE命令でも消せる（仮想ディレクトリ＝物理ファイル）ので、分かりにくさ軽減のためにしぶしぶ付けてるから

Q.仮想ディレクトリの物理ファイル名の決定方法は？
A.下記法則によります

10文字以下かつ、プチコンのファイル名として成立する場合
→.SATを付加してそのままファイル名にする
それ以外の場合
→文字列を計算で16進数10桁に要約し、.SATを付加してファイル名にする

＜19:51の差し替え前の情報です＞
Q.SHAとかちゃんとしたハッシュを使えば？
A.実用上1000個とか作ることはないので、40bitあれば雑なチェックサムでもほぼ当たらないのでそこまでやる動機がないです。
（と思ったけど、4の倍数文字の入れ替えに弱い欠点はある）
＜19:51の差し替え前の情報、ここまで＞

ポカミスの正体がこれ。
（ディレクトリを作る命令を入れ忘れただけ）

ポカミスを修正するついでに「4の倍数文字の入れ替え」に対する弱さを緩和するようにファイル名生成のアルゴリズムを変更しました。
これにより28文字周期で入れ替わらない限り原則として「文字順序の入れ替えだけで衝突する」問題は起きなくなります。

※10桁のうち最初の2桁を7文字周期の重みがあるチェックサムに差し替え。

変更前だと"_あいうえお"と"_おいうえあ"のような
仮想ディレクトリ名で物理ファイル名の衝突が起きましたが、それが起きないように緩和しました。

つまり今のファイル名生成アルゴリズムは

7文字周期のチェックサム（2桁）※モジュラス2^8　ウエイト1・2・3・4・5・6・7相当（注1）
+
最初の文字の下位バイト（2桁）
+
4文字周期のチェックサム（6桁）※モジュラス2^24　ウエイト3・5・7・9相当
という構造になっています。

注1:文字コードを単純に足すのではなく、下位7bitを抽出して足す

暗号学的ハッシュ関数ではないので、衝突する文字列を見つけることが容易という点では変わりありませんが
用途上100個程度の弁別ができれば十分ということで
（そもそもはプチコンの仕様上8192ファイル＝8192個の仮想ディレクトリしか作成できないので40bitは無駄がありすぎる）

ちなみに、御子神ツインエディターのディレクトリ作成時の入力枠は20文字に制限しているので、文字の入れ替わりのみで衝突することはほぼ発生しません。

一応、公開キーの打ち間違えはないとは思いますがスクショも貼っておきます。

Q.ファイル名生成に最初の文字のバイトを使う意味なくない？
A.万が一チェックサムが被った時のための「おまじない」です（先頭の文字さえ違えば差が出るように）

全10桁16進と全10桁36進だと3000倍ぐらい増えるみたいだけど
まあ面倒なのはその通りなので足りないと要望が来たらでいいな、と

16^10≒1.0995116e+12(40bitちょうど)
vs
36^10≒3.6561584e+15(51bit+半端)

ちなみに
英数字36個+記号-._で14文字のファイル名を付ける組み合わせは
1.8832349e+22通りあって
ギリギリ74bitより少ないぐらいだそうです

188垓通り…

英数字36個+記号-._@（おそらくプチコンのファイル名で使える全ての文字）
で14文字の組み合わせだと
40^14で2.6843546e+22、268垓通り