コミュニティアイコン プチコン 非公式コミュニティ トピック

アバター
Jun_ ◆kRVY2/y4UN74
2023/5/17 22:08
情報交換
(♪ラジオ・裏) 印象解析法
ここは♪ラジオ本編で解説したかったけど内容が難解かつ膨大で出来なかった情報を紹介するといった趣旨のスレッドです。作曲というか創作行為全体に関連する情報なので作曲勢ではない方も気軽に肯定、否定含め意見や指摘を下さると嬉しいです。

紹介する内容について
このスレッドで紹介するのは印象解析法という技術体系です。ここ1年ぐらい私が研究し続けてようやく基礎概念が確立出来たものです。プチバースに投稿した理由はここ以外に特に発表できる場所が思いつかなかった為です。研究中の内容も公開すると思いますが、当然ながら間違ったことを言う可能性もあるのでそこはご承知ください。

印象解析法とは
作曲を始めとする創作行為全般に対し心理学的かつ数学的なアプローチによってより良い作品を生み出せるようになることを目的として作られました。
人間が持つ固有の感情や世界観を数式として表現し、分解、合成、解析などのさまざまな操作を行います。
これらから得られる恩恵としましては主に、ネタ切れが起きなくなる、日常生活から得られるインスピレーションが倍増する、表現力が上がる、などがあります。(これらは全て私の体験から得た事柄なので他の方にも同様の効果があるのかはわかりません。)運用形態は音楽理論みたいな感じになると思います。

予備知識
高校数学の式変形やベクトルなどの知識が必要です。

(ほしけんさんへ)
正直プチコンに関係あるかと言われたらそうでもないので削除の余地があるのは承知の上です。規約違反であれば容赦無く削除をお願いします。

コメント

アバター
Jun_ 2023/5/17 22:41 ◆kRVY2/y4UN74
『1-素印象と多元解釈論』
理論の出発点となるのはこちらのプルチックの感情の輪というものです。
感情の分布を3次元的に図示したもの(画像は2Dに広げられている)で、心理学者のロバート・プルチックさんが提唱しました。
世間ではこの図に対しての反論がいくつかありますが、ここではこの図が合っているものとして話を進めます。

(予備知識)プルチックの感情の輪の基本的な性質
複数の感情が同時に存在する時、それらは特殊な場合を除き合成される。
例:[恐れ+喜び=信頼]
特殊な場合について、[喜び+悲しみ]がある。これらは対極に位置する為、合成された感情の位置が1つに定まらず対消滅する。ただし、これは合成する感情が2種類である場合であり、3種類以上になるとさらに別の合成できないシチュエーションが生じる。
例:[喜び+嫌悪+驚き]
これは対極に位置しているわけではないが、やはり合成した感情の位置が一つに定まらない為対消滅する。
複数の感情を合成しても対消滅が起こらない条件は、合成しようとする全ての感情が範囲180°未満内に存在することである。今後からこの対消滅が起こらない範囲を存在可能領域と呼ぶ。
アバター
Jun_ 2023/5/17 23:22 ◆kRVY2/y4UN74
[感情等式]
感情が発生する時は事象が最初に起こります。一番分かりやすい証明は特に理由もなく嬉しくなったり悲しくなったりすることがないことです。
他人から誕生日パーティーを祝ってもらったり、罵倒を受けたり等、これらのような事象を脳が解釈して最も適切であると判断した情動を吐き出します。
これの面白いところは、脳が適切だと判断する情動が人によって違うということです。例えば同じクラスの生徒が転校した時、その生徒が嫌いであればポジティブ属性の情動、その生徒と仲が良ければネガティブ属性の情動が起きる…といった具合です。また、このとき生じる情動を素印象と呼びます。
これらを踏まえて感情を数式で表すと画像のようになります。

ρ:事象を表す。
area(x:y):素印象を表す。半径1の円とした時のプルチックの感情の輪上の位置をxとyの比率で表す。
掛け算:数字をかけている時は強度倍率を示すが記号をかけている時は「解釈する」と言う意味合いを持つ。
φ:情体(後述)を表す。ここでは感情を示す。
アバター
Jun_ 2023/5/17 23:45 ◆kRVY2/y4UN74
[感情の合成]
この数式を使った上で感情の合成を考えると画像のようになります。
事象に関しては事象ρ(m)とρ(n)をそのまま足します。
具体的な例としては、事象「走る」+事象「グラウンド」=事象「100m走」
のような感じです。これに関していろいろツッコミどころがあると思いますが、事象の合成に関してはややこしい(というか自分も完全には理解できていない)のでまた後で話すことにします。
ただ覚えておいて欲しいのが、計算結果が人によって異なるということと、創作への運用を前提とした場合このような形になるということです。
area(x,y) (以降、area関数と呼ぶ)こと、素印象の合成に関してはベクトル的な考え方を用います。area関数は比率モードと座標モードがあり、座標モードの時のみarea関数同士の合成ができます。比率モードと座標モードは公式によって変換できます。
アバター
Jun_ 2023/5/18 0:31 ◆kRVY2/y4UN74
例題。かなり計算がめんどくさいですが実際の運用の際には素印象の分布と比率が分かれば十分なのでここまで計算することはあまりありません。
アバター
Jun_ 2023/5/18 22:07 ◆kRVY2/y4UN74
[事象の性質]
事象の種類を大きく分けると次の4つになります。(まだ見つけてないのもあるかもしれないですが)
・物体事象
・時間事象
・体験事象
・概念事象

物体事象
身の回りにある実体のある物体を事象として考えます。
例:林檎、部屋、空、人、太陽、虫、等
時間事象
時間を消費して発生する事柄を事象として考えます。
例:走る、流れる、去る、落ちる、等
体験事象
感情に満たない感覚を事象として考えます。
例:空腹、疲労、痛み、等
概念事象
実体を持たず意味を持つものを事象として考えます。
例:右、左、暗い、明るい、等

事象について普遍的に次の法則が成り立ちます。

無限分解法則
全ての事象は無限に分解できる。分解した事象は種類が変わることがある。
また、分解した結果は計算者によって変化する。
例:走る→歩く+速→移動+踏+風+移動→体+変移+打+下+行+気
連想ゲームの強化版のような感じです。また、分解することによって分解元の事象に対するバイアスが弱まり、擬似的に発想力が上昇する(考えられる解釈の幅が広がる)ことがあります。これをバイアス弱化と呼び、上手く使うことで創作作業に効果的な応用が可能です。
アバター
Jun_ 2023/5/20 16:21 ◆kRVY2/y4UN74
[多元解釈論]
感情方程式[(n)φ=(ρ^n)area(x,y)]においてρの指数nを上昇させることで式が表す意味が変わります。これだけ言われてもよく分からないと思うのでまず[n=2]の定義である印象について言葉の意味から考えていきましょう。
Oxford language によると「印象」の言葉の意味は、
「見たり聞いたりした時に直接的に、深く心に感じとられたもの。」
となっています。つまり言い換えると印象は、
「事象を感情で解釈したもの」
と考えられます。これを式で表すと[(ρ^2)area(x,y) ]となり、これが数式上の印象の定義になります。
[n=3]の時も同様に
「事象を印象で解釈したもの」
と考えればいいです。これは世界観の意味を指す
「創作物の世界設定や雰囲気」
に一致しており、[(ρ^3)area(x,y)]が数式上の世界観の定義になります。
(世界観の意味は実際には誤用ですがここでは便宜上「創作物の世界設定や雰囲気」という意味で使用しています。)
このような考え方を多元解釈論と呼び、それによって得られた概念をまとめて情体と呼びます。
また、情体はその解釈次元数をφの左肩に乗せて表現します。
アバター
Jun_ 2023/5/20 16:22 ◆kRVY2/y4UN74
↑情体の図 多元解釈等式と呼ぶ。
追記:nは0を含む自然数です。
アバター
うょリウム(元 SPDX) 2023/5/22 11:10 ◆gZYHRw9FSPa8
ここまで読みました。
(なお高校数学が出てくる時点で脱落)

しかし数式以外の言いたいことは何となくわかります。
難しい割にわかりやすいです。

これはつまり、
”かなり広い意味”での創作活動全般…

スピーチやプレゼンテーション、
通販番組やチラシ作りといった物の宣伝など、ありとあらゆるものに活用できそうですね!

コメントを書く

  • こちらは「プチコン3号」「プチコンBIG」など、プチコンシリーズに関する話題を扱ったコミュニティです
  • プチコンシリーズにまったく関係ない書き込みはご遠慮下さい。削除の対象となります
  • こちらにはその他のゲームや雑談のコミュニティはなく、作る予定もありません (ひとりで管理できないため)。ごめんなさい
  • ユーザー登録なしで書き込みができます
  • 秘密の合い言葉は成りすましの防止 (トリップ機能)、書き込みの編集時の本人認証に使用します
  • 秘密の合い言葉に他人に推測されやすい言葉、他サービスと同じパスワードは入力しないでください。
  • 書き込むと、投稿時に入力したお名前と秘密の暗号が記憶され、ログイン状態になります

- WEB PATIO -