Petitverse

ビットっていうのがあってですね。
…長くなりそうなので先に二つ目の質問に答えましょう。
「スプライトを使うのら〜」
GPAGE OUT VP,WP
GPAGE VP,SPPAGE()
GCLS
GPUTCHAR 0,0,"A",1,1
SPDEF 0,0,0,8,8
SPSET 0,0
SPROT 0,90
スプライトを使いたくない場合は…気合のGSAVEとごり押しのFOR二重ループを使いましょう。

ビットの話に戻ります。
コンピュータは数値を内部で二進数で管理しているわけですが、
プチコンで整数は「符号付き32ビット整数型」という形式で表されます。
これはつまり整数は内部で32桁の二進数で管理されているという意味です。
32ビットなので、ARGBを表すには左から8ビットづつ区切って
&b AAAAAAAA RRRRRRRR GGGGGGGG BBBBBBBB
みたいに表されます。
白の場合Aが255でRGBがそれぞれ248で、
255は二進数で&b11111111
248は二進数で&b11111000なので
&b 11111111 11111000 11111000 11111000
って感じです。(ちなみに二進数が分かってる前提で話を進めているのでもしわからなかったらコメントしていただければ詳しく解説します)

続く

この
&b11111111111110001111100011111000
が符号付き32ビット整数だと
-460552
になるわけですが、
符号付き整数は左端のビットは「符号ビット」と呼ばれ、数の正負を表すのに使われます。
左端のビットが1だと負の数、0だと正の数って感じです。
負の数の場合、0のビットに重みが生じて1が引かれます。
白の場合
1番目、2番目、3番目、9番目、10番目、11番目、17番目、18番目、19番目のビットが0なので、
-(1+2+4+256+512+1024+65536+131072+262144)-1
で-460552になるわけです。
または、一番左端のビットに-2147483648の重みがあると捉えることもできますが結果は同じなので省略。

よく短くしたなぁ〜(感心

細かい事を省くとGSPOITで取得した値をRGBREADで分解してやれば欲しかった値が求められると思いますよ。

勝手にまとめちゃいます。
GSPOIT()は数値形式のRGBコードが返ってきます。それを
RGBREAD GSPOIT(100,100) OUT R,G,B
とすることでRGB値を取り出すことができます。
ただし、GSPOITで返る値は、RGBそれぞれ-2の誤差があります。分岐判定などで使う場合は注意です。
例えば、白のドット部分をGSPOIT()で読み取ると、普通は255,255,255ですが、返ってくるのは248,248,248となります。※後日指摘を受けて編集済み