SPLINK は、あるスプライトを、他のスプライトに文字通りリンクさせるという命令です。
SPLINK リンク元管理番号, リンク先管理番号
ここからはリンク元を A 、リンク先を B とします。
リンクするとどうなるかというと、リンク元 A の座標(位置)は、リンク先の B のスプライトについていくようになります。つまり、リンク先の B が基準になるのです。例えばリンクした後にリンク先の B のスプライトを SPOFS で移動すると、リンク元 A も同じように移動します。
これに伴って、リンク元 A の座標を SPOFS で指定する時は、「相対座標」で指定します。これは「絶対座標」の対義で、絶対座標ならそのまま絶対的なスクリーンの座標と考えればいいです。つまり、基準はスクリーンの左上で絶対に変わりません。しかし、相対座標はその上である場所を基準に座標を表すというものです。ここではリンク先が基準なので、リンク先が移動すれば、リンク元の座標を変更しなくてもついていくわけです。
リンク元の表示される座標は、x と y ともに
リンク元の表示される座標=リンク元 SPOFS + リンク先 SPOFS