私はやはりQSPなどの文字数制限付きプログラムで自分がやりたいことが実現できた場合ですね。
例えばPETIT PAINT 2 QSPではQSPという小さなサイズでありながらカラーのお絵かきソフトとして私が必要としている要素がすべて含まれています。
http://ochameclub.web.fc2.com/petitcom3/soft/qsp2.htm#pnt2その要素を羅列すると、円形ブラシを採用、瞬時に好みの太さに変えられるブラシの太さ変更機能、セーブ、ロード機能、RGB指定による色変更機能、スポイト機能(これによってカラーパレットを使ったお絵かきも可能になる)などです。(RGB指定の色とスポイト取得色は別管理となっているため線画をRGBで指定しておけば線を描いて色を塗る際にまだ線画の色に戻したい場合に瞬時に色変更が可能となるため他のお絵かきソフトよりも使い勝手が良い)
そして、さらにこのPETIT PAINTのウリとなっているのはブラシの太さに連動したカーソル機能です。
プチコン3号ではお絵かきソフトは多数作られていますが、これを実装しているお絵かきソフトはPETIT PAINTだけなのです。PC用のお絵かきソフトでは普通に搭載されている機能なので特別目新しいものではないですが、ペンで描いて消しゴムで削るという描き方をしている人だと現在のブラシでどの範囲が描かれて、消しゴムではどの範囲が消されるのかがこのカーソル機能があることで一目瞭然となります。
最初に単色のPETIT PAINT QSPを作ってからカラー対応のPETIT PAINT 2 QSPを完成させるまで2年以上かかりました。当初は絶対に不可能と思われたカラー対応ですが、地道な解析や研究によって実現できた時には自分自身で感動することができました。(もちろん、文字数制限がなければ簡単に実現できるようなことだけど同じQSPという文字数制限でも不可能と思われたことが可能になったことがすごく嬉しい)
というわけで「自分ってすごいかも」と思うくらいがでちょうどいいと私は思います。
「自分はたいしたことはない」「全然すごくない」と思っていると本当にそうなってしまいます。(それによって挫折しやすくなる)
「自分はすごい」「他の人もすごい」というのが上達においては良いバランスだと思います。