単に「パソコンを安く欲しい」というのであれば中古PCを選択肢に加えても良いと思います。
Sandy Bridge(第2世代Core i)Core i5搭載のノートPCも探せば1万円以下で入手可能です。古いPCですが、現行の廉価タブレットPCよりもCPU性能は上なのでネット程度であれば性能面で特に問題はありません。
Windows 7世代ですが、Core i5を搭載のタブレットPCや(タブレットとしても使える)コンバーチブルPCでも1万円台で入手が可能です。Windows 7から10は以前、無償アップグレードとなっていたので探せばWindows 10にアップグレードされた状態のものも見つかるかもしれません。(私が持っているHp2760pも1万円台で入手可能でメモリ16GBへと増設可能)
タブレットPCも最近は安くなっているので新品でも3万円以下で入手は可能です。
ただし、ノートPCと違ってタブレットPCは拡張性が低いため注意が必要です。
1万円台で購入可能な廉価タブレットPCはメモリ2GB、ストレージがeMMC 32GBというものが多いです。
メモリは作業するテーブルに相当します。これが少ないと少し重い作業をしたり複数のアプリを同時に動かした場合にすごく動作が遅くなります。タブレットPCや最近の薄型ノートPCでは増設ができない場合が大半です。
メモリは、廉価モデルだと2GBの機種が多いですが、これではOSとWebブラウザを立ち上げただけでギリギリです。可能な限り「4GB以上」の機種を選択しましょう。
ストレージは保存する場所です。OSであるWindowsもここに入っています。デスクトップPCではHDDがよく使われますが、最近の薄型ノートPCやタブレットPCではSSDがよく使われています。これはSDカードのようなフラッシュメモリによるドライブですが、昨今のSSDはSDカードと比べて桁違いに高速で快適なのでデスクトップPCでも一部の機種ではSSDが使われています。
廉価なタブレットPCに使われているのはeMMCですが、これはSSDとは異なり基板に直付けとなっていて交換が不可なので32GBの機種を買ってしまうとOSだけで半分くらい占められていてアプリをインストールして使うとすぐに容量が無くなります。
PCの場合は基本的にSDカードへのアプリのインストールはできないため予算の範囲内でできるだけ容量の大きなものを買っておくと良いでしょう。