ツララさんへ
限界までの速度を競うのであればあらかじめ必要な条件をすべて提示しておかなくてはなりません。(ソートの問題ならばデータの要素数だけではなく何番目がどんな値をすべて最初に決めておく)
そうでないと条件が変わるだけで処理時間が変化するため条件後出しだと「限界までの速度」は競うことができません。
分かりやすく例えるならば、足の速さを競う場合に最初にゴールまでの距離や身体のどこがゴールラインを超えたらゴールとみなすかを決めずに競うようなものです。
あとタイム計測をする場合も公平に行う必要があるためどのような条件下で比較するのかというのがすごく重要になってきます。(計測する環境によって微妙に速度は変わってくる)
私が以前ナノ秒単位の計測プログラムを作った際には計測方法に異議を唱える人がいましたが、限界までの速度計測であればFOR〜NEXTのループ〇回分をMILLISECで計測というだけでは条件不足になるため私が作ったような環境による誤差が出にくいプログラムが必要になるのです。
http://ochameclub.web.fc2.com/petitcom3/lecture/speedup_nano.htmこのプログラムはMILLISECがまだ使えない頃のプチコン3号で作ったので今だったら自前で作ったミリ秒単位で計測ができるTIMER()関数の部分をMILLISECに置き換えた方がベターです。
私がポケコンで限界までの高速化を行った際には最も高速動作する場合の処理速度計測だけではなく実際のゲームの動作に即して何%の確率でキー入力判定が起こり、何%の確率でイベント発生が行われるかを把握した状態で行いました。
http://ochameclub.web.fc2.com/E500/TECH/if4.htm高速化というのは机上での計算で終わる話ではなく実効速度こそが重要だと私は思っています。(max速度、min速度、avr速度のどれを重視するかで高速化のやり方は変わってくるしどれが最も高速なのかという判断も変わってくる)
速度比較はこんな感じで限界を競うというのは非常に困難なのですが、コードの短さ(文字数の少なさ)は客観的な比較が容易なのでコードの短さを競うコードゴルフはあるけど限界までの速度を競う速度ゴルフみたいなものは無いのです。