私のPC-98(Win95)は16MBの増設メモリが3万円しました。(純正品は定価10万円くらいだったのでこれでも安いけど)
さらに遡るとポケコンの増設メモリは8KB(GBでもMBでもない)は1万円以上していました。
それを考えると今はメモリが安いですよね。
もっとも、2年前の方がもっと安くて8GBx2(16GB)を6000円くらいで買えましたが。
https://twitter.com/ochame_nako/status/772453139416965120メモリのメーカー公称最大値はあてになりません。
私が普段持ち歩いているLet'snote CF-J10は公称最大値は6GBですが、実際は16GBまで増設が可能です。
これは発売当時に流通していた最大メモリの容量で計算しているためです。
それ以上のものは動作検証をしていない「対応している」と記述できないというだけです。
「64GBまでのSDXCカードに対応」と書かれている機器でも実際は128GBや256GBのSDXCカードが使えるのと同じ理由です。
最大値はメモリチップの上限(何Gbitのチップに対応しているか)とチップセットの上限(最大GBまで対応しているか)で決まります。
昔のノートPCはこのチップセットの上限値に悩まされ続けてきました。
WinXPが登場するまで使われていた440MXはチップセットの上限が256MBだったので最大まで増設してもXPをギリギリ動かすことしかできなかったのです。(440MXはオンボード64MBの機種だと256MB増設しても認識できないため128MB増設して192MBが限界だったので「オンボード64MB機」用として「192MB増設メモリ」という特殊なものまで販売されていた)
その後継であるi830Mは1GBまで対応となったため楽になりましたが。
最大解像度もアナログ出力であればRAMDACやVRAM容量で決まるためその世代のPCでデジタル出力ができるのであればUXGAというのはあり得ないですからね。
90年代はVRAM容量が少なかったし、GPU(とは当時呼ばれなかったけど)の性能も低かったためSVGAとかXGAがやっとでUXGAには対応していないものや対応していても256色表示しかできないものが多かったです。